徒然帳

小説と、障害と、時々日常

薬の副作用が強すぎた

発達障害での薬物療法は、大人で障害が判明すると割と普通に行われるのではないか、と思う。少なくとも自分の感覚ではだけども

コンサータを扱える医者は限られてるのでストラテラが処方された。幸いにも自分には合っていたようで、二ヶ月前後もすればかなり生活が過ごしやすくなった

思った通りの時間に家を出れることが何よりも嬉しかった。同時に色んなことが目につきやすく、その都度で対処してしまう人間であると改めて自覚した瞬間でもあったが

 

何はともあれ、「普通」に過ごせるのがこんなにも気持ちいいとは知らなかったのだから、ストラテラは凄い。……と言いたいところだが、現実は違う

正直、良し悪しがあって人にすすめるのは躊躇する

 

あくまで自分の場合というのを念頭に話すと

・食欲の減退(?)

・元々不眠気味だったのが悪化

が酷かった。特に前者は周りが心配してしまうほどだった

減退という言葉を使っているが、これはむしろ拒絶だと思う。食べるごとに吐いてしまうから、うどん半玉に二時間かけることもあった

それでも気持ち悪くて吐きそうになっていたから中々である。副作用に対処する為の薬を処方されてるのにこれだから中々酷かった

同時に、学生時代のアルバイトもさることながら就職先もシフト制だった為睡眠リズムが安定せず、寝れないのが問題になってた。反面、眠剤を入れると今度は眠すぎて勉強や仕事にならない

当時、ストラテラジェネリックがなかったことも起因して副作用にはかなり苦労した

 

今はジェネリック対応のある病院へ転院したことと、何よりも数年間飲み続けてきた為体が慣れてくれたらしい。食欲は落ちたけれど普通に食べられるし、睡眠リズムも安定してる

病院が県を跨ぐ関係上、例の流行り病で三ヶ月ほど薬をもらえずにいたから副作用が復活するんじゃ……と不安だったが特に問題なく過ごせてる

 

飲み続けること。これが最も難しいが……何とか、維持していきたいものである